困っている人は見過ごせない、義理と人情に厚すぎるヤクザ”阿岐本組”。
組長(西田敏行)は社会貢献に目がなく、次から次へと厄介な案件を引き受けてしまう。今度はなんと、経営不振の高校の建て直し。いつも親分に振り回されてばかりの阿岐本組NO.2の日村(西島秀俊)は、学校には嫌な思い出しかなく気が進まなかったが、“親分の言うことは絶対”!子分たちを連れて、仕方なく学園へ。待ち受けていたのは、無気力・無関心のイマドキ高校生と、事なかれ主義の先生たちだったー。
社会奉仕がモットーの弱小ヤクザ“阿岐本組”が義理と人情を武器に、倒産寸前の私立高校や出版社、病院、映画館など、困っているひとたちをボランティア精神で助ける人気小説「任侠」シリーズが遂に映画化!真面目過ぎるが故、空回りしながらも世のため、人のために走り回る不器用な彼らが、日本列島を笑顔でいっぱいにする人情コメディが幕を開ける!
1967年、東京都出身。日本映画学校卒業後、三池崇史監督や堤幸彦監督らに師事。「ATARU」(TBS)「民王」(EX)「99.9 -刑事専門弁護士-」シリーズ(TBS)などのテレビドラマで監督をつとめ、映画『劇場版 ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL』(13)で映画初監督。西島秀俊&伊藤淳史とは「名探偵・明智小五郎」(EX)でも再タッグを組んだ。『屍人荘の殺人』(19)の公開を控えている。
【木村ひさし(監督)コメント】 追い込まれた人が解き放たれるような、国民的映画を目指したいです。続編やりたい!
【東京スカパラダイスオーケストラ】
ジャマイカ生まれのスカという音楽を、自ら演奏する楽曲は"トーキョースカ"と称して独自のジャンルを築き上げ、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、南米と世界を股にかけ活躍する大所帯スカバンド。
幾度となるメンバーチェンジを乗り越え、現在のメンバーは合計9人。2019年4月1日にはデビュー30周年イヤーに突入し、今なお常に最前線で走り続けている。
【谷中敦(Baritone sax)コメント】
社会的に正しいか不適切か、よりも、行動に真心や愛情があるかどうかで物事を判断したいと常に思っている自分に、この映画はとっても刺さりました。